Google AdWordsのコンバージョンタグ変更の注意点

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2017年9月からiOS11に、ITP(Intelligent Tracking Prevention)機能が搭載されるため、Safariでコンバージョンが正しく計測されない可能性が出てきました。

 

ITP機能搭載によっておこる広告運用に関する問題は、リターゲティング広告などの行動追跡は24時間しか利用できなくなるという点です。 その対策として、コンバージョンタググローバル サイトタグに変更し、設置が必要となりました。

 

グローバル サイトタグを設定すると、ドメインに対して新しいCookieが設定されるようになるため、正確な計測ができるようになります。

設置するタグの種類

設置するタグは2種類あります。 (1)グローバル サイトタグ (2)イベント スニペットタグ

 

(1)グローバル サイトタグは、WEBサイトのすべてのページに実装します。 ドメインに新しいCookieが設定されます。複数のコンバージョン アクションをトラッキングする場合でも、ウェブサイト全体で必要なタグはグローバル サイトタグ1つのみです。

 

(2)イベント スニペットタグは、コンバージョン ページに実装します。 今までとの違いは、全ページに設置するタグがあるということです。グーグルタグマネージャーを使用している場合、とても簡単に実装することができます。

グローバル サイトタグ・イベント スニペットタグの設置方法

(1)アドワーズアカウントにログインして、[コンバージョン] ページに移動します。

(2)更新したいコンバージョンを選び、[タグを設定する]をクリックします。

(3)タグが表示されるので、グローバル サイトタグは、WEBサイトのすべてのページでタグの間に貼り付けます。 イベント スニペットタグは、コンバージョン ページに貼付けます。 データ収集方法が変わりますので、必要な場合は閲覧者に対して、情報を明確に提示してください。

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